【必読】スワンS 最終見解と推奨馬券 - ジャパン競馬クラブの必勝競馬論

【スワンS】京都　芝　1400m

最終追い切りと枠順、データに基づく最終予想は以下の通りだ。

［予想印］
◎ 1 サウンドキアラ
◯ 6 シヴァージ
▲ 2 アドマイヤマーズ
△ 9 カテドラル
△ 14 アルーシャ
☆ ? ？？？？？

◎サウンドキアラ
先週の菊花賞を見る限り、内ラチ沿いはかなりタフなコンディション。最内が吉と出るか凶と出るか不安な部分もあるが、デアリングタクトと大偉業を成し遂げた松山騎手ならば、ここは期待したいところ。ヴィクトリアマイルでは、女傑アーモンドアイに完敗を喫するものの、ノームコアには先着している。このノームコアは、強豪が揃う札幌記念を勝っており、この相手に先着したことは、間接的に見て能力の高さを証明していると言っていいだろう。マイルCSを見据えた感もあるが、距離ロスがないレースが出来そうな点で軸には最適か。54kgの最軽量ハンデも後押し。

◯シヴァージ
明確な逃げ馬は不在も、1.2番人気は前に意識があるため、前傾ラップを刻みそうな今回。京都のタフなコンディションに加え、起伏の大きいコース形態を加味すると、台頭してくるのは末脚のある差し馬になるだろう。末脚勝負の展開になれば、間違いなく上位の脚を持つ同馬を対抗に。近走5戦は全て上がり最速で重馬場を苦にしないパワータイプ。追い切りでも藤岡騎手を背に馬なりから追い出すと、ラスト1Fは11.8とまずまずの動き。外からじわじわと上げていくタイプなのでうちに包まれた前走の着順は度外視も馬券率は高いと見て対抗に。

▲アドマイヤマーズ
前走安田記念は、並み居る強豪を相手に6着なら検討した方ではないか。強気な先行策に出たものの速すぎたが、川田騎手とは手綱も合いそうだ。58kgはやはり大きく、ピンかパーかの明暗がくっきりと浮き出ても不思議はないため、単穴推奨の3番手。実力、実績を加味してこのあたりだろう。

△カテドラル
パワー系の台頭をもくろむならば、ここはしっかり押さえておきたいところ。タフな馬場受けがいいハーツクライの血を引いており、ロングスパート勝負の展開にハマれば、十分に出番はある。こちらも大偉業の立役者、福永騎手が鞍上となれば心強さは倍増だ。先週の菊花賞では、名手ルメール騎手が跨がるアリストテレスとの叩き合いで、馬場の渋るうちへ一瞬判断仕掛けたが、馬場の真ん中へと選択し押し切る勝負根性は流石の一言に尽きる。

△アルーシャ
前々走のパラダイスSでは不良馬場を差し切り勝ちとパワーのいる馬場でも実力を出し切れる辺りが好印象。また、前走の京成杯AHはじっくり溜めてからの勝負どころで、前の馬が交代してきたために、大外へ持ち出す展開になりながら、34.7の脚で伸びてきたあたり強さを感じる。外目に入った今回はこの馬にとってはプラスで、有力馬がステップに使ってくるところを考えると、ここで勝負をかけてくる馬には注意が必要だ。

☆？？？？？
いきなり格上の挑戦となるが、京都では安定した走りを見せてくれるし、不良馬場でも差し切れるパワータイプの一頭。普段とは斤量も軽くなり、魅力は十分。ほとんどの予想記事がスルーしているが、そこまでノーマークで通してよい馬ではないというのが個人的な見解。伸るか反るかはあなたしだいだが、この人気ならば少し紐あれに絡めてみてはいかがだろうか。
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